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2006年7月31日 (月)

信州のんびり旅(その1)

7月14日から行った信州旅行について、ずっとブログを書こうと思っていたものの、旅行直後の大雨による長野県の被害を見て、あまりノーテンキな旅行記は控えた方がいいかな・・・と思いながら、うだうだと日が経ってしまった。

今も避難生活をされている方の事を思うと心が痛みますが、とりあえず、梅雨明けして大雨も一段落したようなので、信州での素敵な思い出を思いつくままボチボチ綴っていこうと思う。

14日(金)の朝、前日からうちに泊まっていたお義母さんと一緒に、3人でうちを出発。 「梅雨まだ深い信濃路へ~、10時ちょうどのしなの7号で私は私は名古屋から旅立ちます~♪」古っ!(その昔歌にあった、8時ちょうどの「あずさ2号」は今はもうないらしいけどね)

信州は、スキーや、旅行、味覚狩りで何度か行ったことはあったけれど、車かバスでしか行ったことがなく、電車で行くのも楽しみだった。 木曽福島の手前あたりで、車掌さんによる「短いトンネルの後、左手には”寝覚めの床”が見えて来ます」と車内案内が入った。「寝覚めの床」とは、木曽川の名勝で、竜宮城から帰ってきた後の浦島太郎の伝説が残っている美しい渓谷。すぐに通り過ぎてしまったけれど、ちょうど左側の座席に座っていたので、上から見下ろす形でよく見えました。12:50頃に長野着。ダーリンが喫煙者なので、喫煙車両を余儀なくされた約3時間の乗車は、かなりキツかった。3名なので、私が他の人と後ろの席に座っていたのだけど、その人がまたヘビースモーカーで、一旦タバコに火をつけると、2本か3本は立て続けに吸う・・・・。その人が松本で降りるまで、思わず始終タオルで鼻と口を覆っていた(笑)

長野に着いて、早速「国宝善光寺」に向かうため、長野電鉄に乗り換えて権堂駅まで行く。荷物をコインロッカーに入れたいと思っていたけれど、小さな駅でパッと見てロッカーは見当たらない・・・。どうしようか・・・と駅を出るとイトーヨーカドーを発見。一応ロッカーがないか見てこようと店内に入ると、ありがたや、当日のみの無料ロッカーが設置されていた。100円を入れて、使用後に戻ってくるタイプの物だったけど、運良く(!?)前に使用した人が100円を取り忘れていったらしく、そのままそのコインを使ってロッカーを借りた(笑) (もちろん100円は使用後にまたそこに残しておきましたよ!)

権堂から10分ほど徒歩。とてもいい天気すぎて、汗が全身から噴出す。とりあえずお参りの前に腹ごしらえということで、善光寺の参道でおそば屋さんを探す。「十割そば」ののぼりに誘われて、こじんまりとした素朴ないい感じの雰囲気の店に入る。「大善」というお店。更科そばに、天ぷらセット、揚げそばがきや、そば雑炊など、シンプルながらも気になるメニューが色々あったけれど、宿泊先での夕食のボリュームを考えて、基本の手打ち十割そば(もちろん"ざる")を注文。つなぎを使っていない、いわゆる「十割のそば」なので、色も黒っぽいけれど、そばの風味が強く、とてもコシがあって、すごく美味しかったです。善光寺の参道沿いという立地なのに、1人前500円と、とってもお得な値段で、なお更においしくいただけました。(写真を撮り忘れたのが悔やまれる)

おそば屋さんを出て、善光寺参道をゆっくり上がっていくと、両脇にはいろんなお土産屋さん、正面には仁王門が見えてきた。その向こうには重要文化財の三門が・・・と思ったら、補修工事中ですっぽりとビニールに覆われていた。(残念) Dsc00782 Dsc00791

もうもうと立ち昇るお線香の煙、御多分に洩れず私も体のあちこちに煙をあててきた(笑) 入場券を購入し、本堂で参拝した後、三人で「お戒壇めぐり」にチャレンジした。本堂の脇にある階段を下り、灯りが一切ない真っ暗なところへ。先頭にダーリン、お義母さん、私の順で、ご本尊が安置されている瑠璃壇の下にあたる所を壁につたって歩いて行き、途中にかかっている「極楽の錠前」というのを探り当てた。鍵に触ることができると、ご本尊と結縁ができて、極楽へ行けると言われているので三人とも真っ暗な中で声をかけ合ってめでたく鍵を握り締めてきた。(^人^ )  善光寺は一宗一派にとらわれない、無宗派のお寺ということなので、普段は信仰深くない私も天国に行けるだろうか・・・?(笑)

購入した入場券は、善光寺史料館(日本忠霊殿)と経蔵も一緒に入ることができ、せっかくなので境内をゆっくり散策しながら見てまわった。庭園にはまだあじさいの花がたくさん咲き誇っていて、木陰に入るととても涼しく(日向はめちゃめちゃ暑いけど)さわやかな空気をのんびり味わった。Dsc00788経蔵の中には、輪蔵という独楽の形をした書庫があって、仏教経典のすべてを網羅すると言われる一切経が納められていた。その輪蔵を回すと一切経を読んだのと同じ巧徳が得られるとのことで、「お手軽な事を昔の人は考えたものだなぁ・・・」と感心しながら、やっぱり私も回してみた。(笑) 

善光寺には、長野オリンピックの開会式で鳴らされた鐘があって、おそらく私達がいた間にも撞かれたと思うんだけど、気がつかなかったなぁ。(失敗)

お寺を後にして、また参道を戻ると、「おやき」の看板が目についた。Dsc00789夕食前ということを考えて、野沢菜のおやきを1個だけ試しに買って三人で分けて食べた。温かい野沢菜の漬物のようなものを包んで焼き目を付けたおまんじゅう。野沢菜とおまんじゅうの取り合わせが不思議な気がしたけれど、小腹が減っていたのでペロリと一口でたいらげた。

たいへんな暑さと、足が疲れたのと、おやきを食べた後で水分補給をしたくなって、結局喫茶店で涼んで足を休める事にしようと、そのまま参道を下り、行きの時に目をつけていた、歴史が深そうな「御本陣藤屋旅館」という素敵なホテルに入った。Dsc00798 Dsc00795 さっそうとして礼儀の行き届いたスタッフに通されると、中は本物のレトロなままで、タイムスリップしたような感覚に陥るが、そこをうまく現代風にアレンジされたおしゃれなラウンジになっていた。後で調べたら、ホテル業はもうしていなくて、レストランウェディングができるイタリアンレストラン(別スペース)とBAR(入ったラウンジ)として使われている建物だった。("The Fujiya Gohonjin"と言うらしい)  それぞれ冷たい飲み物と、チーズケーキがおすすめだと言われ、これまた一皿注文。(笑) ラズベリーソースと、お好みで付けて下さいとイタリアのソルトが添えられた濃厚なチーズケーキで、おいしかった。おしゃれなラウンジから見えるのは古風な庭という、素敵な雰囲気の中で、とても居心地がよく、ゆっくりしていたら、すっかり夕方になってしまった。

権堂の駅から宿泊先である「湯田中温泉」まで特急で約40分。終点の湯田中に着いたのは17時半ごろだった。泊まるのは老舗の「よろづや本館」というところ。昔お義母さんが新婚旅行で泊まった所はよく覚えていないと言うことだったので、インターネットで見つけた、これまた歴史が深そうな旅館を予約していた。 予約した時に告げたチェックイン時間から大幅に遅れてしまったので、電車に乗る前に旅館に連絡を入れたら、湯田中駅まで旅館の車が迎えに来てくれていた。

通された部屋は10畳と7畳の2間続きのゆったりとして落ち着きのある手入れの行き届いた和室。お茶と和菓子をいただいてからここの旅館を選んだ一番の目的であるお風呂へ。

国の登録有形文化財に指定された「桃山風呂」という純木造伽藍建築の歴史あるお風呂。21時までは女性が入れる時間帯で、平日ということでお客さんも少なく、ほとんどお義母さんと私で貸切風呂だった (o^-^o)  露天風呂から見る桃山風呂の造りもすばらしく、古い木造なのに、充分に手入れがされていて、感動しちゃいました。カメラを持って入ればよかったなぁーと後悔。(笑)

お風呂から戻ると、すっかり夕食の準備が整っていて、ダーリンが待ちくたびれていた。想像していたとおり、食べきれないほど次々と運ばれてくる。Dsc00800Dsc00802料理も器も盛り付けもすごくお上品。でも、ゆっくり味わっているとお腹がいっぱいになって食べられなくなってしまうので、一気にバクバク食べてしまった(笑)  

長い食事が終わると、てきぱきと係りの人がお布団をひきに来てくれた。10畳の部屋にみんなで川の字になって寝ようと言ったんだけど、お義母さんは、1人の方が気兼ねなく眠れるからと、頑なに言うので、私達は10畳間で、お義母さんは7畳間でそれぞれ眠ることに。

ひとまず旅行の1日目は、これでおしまい。2日目はまた追々、その2で書くことにします。おやすみなさーい。

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